ジンバルで有名になってきたFeiyuTechから遂にアクションカム「Ricca」が発売されました!
ジンバルメーカーが作ったアクションカムなので、手ブレ補正など気になるところですよね。
今回は「Ricca」で撮影した画像や映像を使って実写レビューをまとめています。
- FeiyuTechから初めて発売されたアクションカムってどうなの?
- 手振れ補正機能があるみたいだけどどの位補正されるの?
- 「Ricca」の機能性ってどんな感じ?
という方のために、良かった点やイマイチな点などを赤裸々に書いているので、ぜひ参考にしてみてください!!!
目次
FeiyuTech「Ricca」の特徴!
「Ricca」はジンバルメーカーのFeiyuTechが初めて手掛けたアクションカムです!
他メーカーで発売されているアクションカムのように最新の機能を備えているのがポイントです!
- スタイリッシュなデザイン
- 手ブレ補正
- IP67防水・防塵対応
- 4K動画撮影が可能
- 155°スーパーワイドアングル撮影
- 120分撮影可能
元々はアウトドアスポーツの為に開発されたアクションカムですが、最近では旅行用カメラとして等普段使い用のカメラとしても使用されるシーンが増えているため、様々な機能が備わっています!
今回紹介する「Ricca」も例外ではなく使い勝手の良い機能性になっています!
ソニー製イメージセンサーが備わっているので、暗いところでも綺麗に撮影ができる上に、手振れ補正も付いています。
確かに少し価格は高めですが、価格に見合うだけの機能性を備わっています!!
スタイリッシュなデザインのFeiyuTech「Ricca」

2018年ドイツのRed Dotデザインアワードで選ばれたデザインの「Ricca」。
アクションカムはだいたい無骨なデザインのものが多いですが、アルミボディで作られた「Ricca」はオシャレなデザインでかっこいいですよね!
実物もやはりFeiyuのHPの画像と変わらずカッコ良いです!
一眼レフ並のカメラ機能!
ナイトショットがきれいに撮れる⁉
ソニー製のIMX377 1/2.3型、1,200万画素のExmor R CMOSセンサーを搭載した「Ricca」。
4K動画撮影や暗いところでも綺麗に撮影できるとのこと。
そもそも「Exmor R CMOSセンサーって何⁉」と思った方も少なくないはず。
ぶっちゃけどんな効果があるのか調べたところソニーのHPに説明がありました。
CMOSセンサーへの入射光を効率よく利用できる「裏面照射技術」を採用することで、感度が約2倍(*2)アップし、ノイズを約1/2に低減します。
これにより、夜景や室内などの暗いシーンでも、ノイズが少なく、なめらかで美しい写真を撮影できます。

撮り方が下手だったのか、「うーーん」という印象…
粗い感じになってしまいました…
撮影をサポートする機能が凄い!
Riccaでは一眼レフ並みの撮影をサポートする機能が備わっています。
- シングルポイント測光
- 逆光補正
- グレア抑制
- 7倍デジタルズーム
155°のスーパーワイドアングルの撮影も可能
F2.8口径と7つの高度オプティクス、LCDレンズゆがみ補正アルゴリズムを備えていることで、155°のスーパーワイドアングル撮影が可能となっています。

ジンバルメーカーが作ったアクションカムの手ブレ補正は良いのか?
内蔵3軸ジャイロスコープと3軸アクセラレータを合わせた6軸ハイブリッド防振アルゴリズムにより滑らかな映像が撮影できるのが「Ricca」の注目ポイントです。
FeiyuTechはカメラの手ブレを抑えるガジェット「ジンバル」で有名になったメーカーです。
ジンバルて培った技術をアクションカム「Ricca」に取り入れて手ブレ補正機能を備えています。
実際に撮影した映像がこちらです。
ジンバルメーカーの手振れ補正を期待してしまったので、少し残念。
確かに抑えられているのですが、ブレが気になってしまいますね。
手ブレ補正は「小〜高」まで選ぶことができるのですが、正直小や中では、そこまで手ブレが補正されなかったです。
なるべく滑らかな映像が撮りたいということであれば「高」一択です。
更に滑らかに撮りたいということであればジンバルに装着したほうが良いと思います!
「Ricca」の防水・防塵レベルは?
冬なので水中で使用したことはないのですが、「Ricca」ではIP67防水・防塵対応になっています。
天候などに左右されず撮影ができ、水深1メートルの水の中でも30分間使用可能です。
ただ、防水といっても塩水には弱いと思うので、直接「Ricca」を海に入れて撮影するのは避けた方が良いです。
防水レベルで見ると水深10メートルまで対応しているGoProの方が上回っていますが、専用のハウジングを装着することで水深40メートルまで対応可能なので、そこまで違いは無さそうです。
※もちろんGoProも同じように専用ハウジング装着で40メートル対応可能です。
タッチパネルの感度は?
Riccaのタッチパネルの感度は良好です!

ストレスなく画面の切り替えやモードの切り替えが可能です。
その他の特徴
2時間対応バッテリー搭載
1400mAhの高密度ポリマーリチウムバッテリーを搭載していることで120分の撮影が可能!
実際に正確な時間は測っていませんが、バッテリーの持ちは良いです。
h.264/ h.265ビデオ圧縮に対応
h.264/ h.265ビデオ圧縮対応で同時に互換性もできます。
これによって、同じ容量でもより多くのデータ保存が可能になります。
「h.264/ h.265ってそもそもどういうこと⁉」と思った方はこちらの記事を参考にしてみてください。
RAWデータで保存が可能
撮影した写真をRAWデータで直接エクスポートできるので、編集ソフトですぐに編集することが出来ます!
FeiyuTech「Ricca」の同封物と基本情報
FeiyuTech「Ricca」の同封物

FeiyuTech「Ricca」はシンプルなパッケージに入っています。


上段と下段に分かれて色々と入っています!

全部出してみたらこんな感じで、「Ricca」を装着するマウントなども同封されています!
- T型マウントプレート
- 固定用パーツ
- フラット固定プレート
- 曲面固定プレート
- データ転送ケーブル
- ハンドストラップ
付属オプションアイテムが色々入っているのは良いですね!
FeiyuTech「Ricca」の基本情報
「Ricca」は手のひらサイズで、重さは130ℊです。
背面には2.35インチのLCD HDタッチスクリーンが搭載されています。

「Ricca」の底面にバッテリーとSDカードを挿入するところがあります。
記録メディアはマイクロSDなので、別途購入する必要があります。

底には三脚穴があるので、こんな風にミニ三脚を装着して撮影することも可能です。

端子はUSB Type-Cポート(充電用)は本体の側面にあります。
まとめ
FeiyuTechからアクションカム「Ricca」いかがだったでしょうか?
個人的には☆3.5/☆5くらいかなと思います。
デザインや質感はGoProよりも全然いいと思います!
また、タッチパネルの感度も悪くないです。
価格がしっかり抑えられていて、コスパが良い商品という点で評価できると思います。
ただやっぱり、カメラの画質と手振れ補正の点でGoProには劣ってしまっています。
ジンバルメーカーだからこそ、手振れ補正の面では頑張って欲しかったなーという印象です。
デザインと質感はホント良かったので、この点を踏まえて次回作に期待です!
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